健全性検査事業

健全性検査とは、
工場内などの下水管・排水管の
老朽化を事前に調べ
健全な状態に維持・管理していくことです。

目に見えない下水管のリスクを早期に発見します。

下水管は、埋設後25〜30年で不具合が発生し始めるケースが半数を超えています。もし管が腐食や劣化で壊れてしまっていたら、知らない間に有害物質が工場から流れ出し、土壌や水質も汚染されてしまう可能性があります。令和2年度には水質汚濁防止法に基づく一時停止命令が1件あり、大きな損害となる場合もあります。
健全性検査は、お客様の工場や事業場の排水管の状況を調査することで隠れたリスクを早期に発見し、健全な状態を維持・管理していくことを目的としています。

検査種類

管内TVカメラ調査
水（気）密性検査
水質検査
非破壊検査（肉厚検査）

管内TVカメラ調査

点検口から自走式カメラまたは手押し式カメラを入れ、普段見えない管の内部を見える化します。
水質検査

水質が原因で水関連設備の劣化や腐食が進む場合もあります。水質調査専用の調査測定機器を使い、成分を分析することが影響を明らかにします。
水（気）密性検査

一見すると問題が無さそうな管でも実は目に見えないひび割れ（ヘアクラック）が発生していることがあります。管の両端を密閉し、片方から差し込んだプラグから水（空気）を入れて、時間を計りながら水量（空気圧）をチェックします。
管内TVカメラ調査

点検口から自走式カメラまたは手押し式カメラを入れ、普段見えない管の内部を見える化します。